スマイル一転し戦闘服にモデルガン

あるとき、桃太郎少年合唱団の演奏がYouTubeに無断掲載されていることを、日課のパトロール中に見つけました。屋外での演奏だったので誰でも撮影はできたし、撮影すること自体に法的な問題ありません。でも、それをYouTubeで無断公開するのは、法的にはアウトです(刑法ではなく民法の範疇であるはずだから、逮捕はされないと思います)。

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インターネットで公開した情報は、即座に世界中に流れるという意識をもてない人が多いことが、無断で動画を公開する人が後を絶たない理由であり、同じ理由でFacebookなんかで、学歴、職歴、あるいは、昨日はどこで何を食べたとか、誰得な情報を全世界に公開する設定のままでも平然としてでいられるのだろうと思いますが、それはさておき、そしてどうして私がやるのか?という根本的な問題は脇に置いといて、団員たちの安全確保のためにYouTubeにおける標準的な手順にしたがって、投稿者に対して削除要請を行いました。

以前、同様のことがあったときは、数日間にわたって24時間ごとに削除要請を繰り返し送ったけれど無反応だったので、「かくなる上はYouTubeに連絡しますよ」と書き送ったらすぐに削除しました。今回も長期戦を覚悟しましたが、24時間以内にあっさりと削除してくれていました。

そこまでは良かったですが、投稿者のプロフィール写真が、当初のヘラヘラっとした笑顔のポロシャツ姿から、自動小銃かライフルを手にして目をギラつかせた戦闘服姿に変わっています。投稿者は、それによって不快感を示したものかもしないと思います。そして投稿者は明らかに地元の人であったので、この姿で団員たちの前に現れたら、、、と、恐怖を覚えました。

その後何事もなく数年が過ぎたので、結果的には杞憂であったと言えますが、インターネットの怖さを間近に感じたできごとでした。

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つい最近も、特定の団員に対するコメントがなされました。コメント者は褒め言葉のつもりであったとしても、男の子には嬉しくない言葉であり、また、そのコメント者がペドフィリアで団員の身近にいる人だったら怖いです。この人が書いた他のコメントから自己顕示欲の強い人であることが予想されるので、再び同じようなことを繰り返すかもしれません。

こういう出来事は1年に1回程度の頻度に過ぎませんでしたが、いずれにしても事前対策の難しさから、早急に事後処理を行えるような態勢が必要です。うっかりしていたら、被害が拡大するかもしれません。

そのようなことも含めて、現時点で私に可能な唯一の予防措置として、すべての動画を非公開にしました。映像の上にイメージ写真でつくったスライドショーを被せて団員たちの姿を消し去れば上に書いたようなことは起きませんが、隠居でもしないかぎり、個人的にそこまでのことをやるような時間は取れません。

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「今は今のことがある」などと嘯いて問題を避けて通っていると、「今後のあらゆる瞬間における『今』のノルマ(つまり生涯のノルマ)としてその問題を受け入れる」という皮肉な結果になります。当事者がこのような態度であっては、ことの重大さに永久に気づけるはずがないですね。

 

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